胡蝶院 かをり (こちょういん かおり)
主人公の幼なじみであり婚約者。
幼いころに両親を亡くし、明治維新の元勲たる祖父に育てられる。
華族・侯爵家に生まれながら、それを鼻にかけず、誰とでも分け隔てなく接する。

良家の子女が集まる学校の女生徒でもある。
普段はハカマに洋靴の女学生スタイルで、気軽に出歩いている。

鈴花 (りんふぁ)
胡蝶院家でメイドとして働く、中国人の少女。
まだ日本語が苦手なため、ぶっきらぼうな口調になりがち。表情の無さとあいまって、やや近付きがたい印象を人に与える。
だが、主人であるかをりに対してだけ、花開くような微笑みを見せることがある。

彼女が軽やかに動くたびに、その名の通り、身につけている鈴がかすかに鳴る。
また、敬虔な基督教信者でもあり、 駿河台のニコライ教会堂に足繁く通っている。